MEDITOR|メディター

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お客様の声

川崎医療短期大学 看護学科 熊野先生

川崎医療短期大学 看護学科(人体の構造と機能の講義と解剖見学実習を担当)

私はもともと川崎医科大学で解剖実習を19年担当し、その後現在まで川崎医療短期大学の看護学科を始めとする全学科で11年解剖生理学の授業を担当しています。
私が解剖実習を担当していた時によく言っていたのは、観察する方向に注意!ということです。特に慣れていない学生は、同じ構造でもほんの少しの角度の少し違いでも、理解が大きく違ってくることがあります。
それは授業でも同じで、教科書や参考書は、説明文に対して一番分かりやすいようにイラストを用意してくれていますが、もう少し深く説明してあげたいときに適切なイラストがないことがよくあります。前面からの部位を後から、あるいは上下から見せたいと思っても、そもそもなかったり、あったとしても用意するのに時間がかかったり、作風が異なりすぎて学生の理解につながりにくかったりします。
特に実物を見たことがない、看護学科を初めとするパラメディカルの学生が、初めて解剖を勉強するときはなおさらです。
MEDITORは、方向だけでなく、骨や内臓などの構成も自由に取捨選択したり、透過させたり、着色したりでき、画像ファイルとして取得できます。そのため自分が見せたい微妙な角度から見たメディカルイラストレーションをどんどん作成することができます。
またブラウザ上で動き、操作も直感的なので、特別な機材や技術も必要としません。そして自分が選び抜いた角度の3Dモデルをコレクションとして保存できます。そのため、事前に授業資料として作った画像ファイルの画面をそのまま、授業中に3Dモデルとして開き、ぐるぐる回しながら連続的にイラストを取得する過程をリアルタイムで見せることも簡単にできます。これは学生からもイメージがしやすくよく分かったと評判です。良いイラストでイメージがしやすくなると学生の理解は格段に上がります。
おまけに、MEDITORを利用してスライドや配付資料などを作成していると、あまり成書で見ることのない方向や構成のイメージを目にすることができます。そこから、「分かっているつもり、でもこのように説明したらもっと分かりやすいのではないか」というアイデアがどんどん浮かんでくるのです。これは学生がMEDITORを使いこなすことでも同じことが起こると思います。
理解を伝えること、自分自身の理解、その両方を大きく促すMEDITORは、解剖学教育の質を大きく向上させると思います。

     

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